牛久愛和総合病院

副院長兼血液内科部長 瀬口 雅人

牛久に勤務し始め、12年目になりましたが、今までは病院の一員として医師会に所属はしていたものの、名ばかりの医師会員であり、ほとんど医師会活動には参加していませんでした。
この度、牛久市医師会が独立した大事な時期に、理事という大役を拝命いたしました。
今まで医師会活動と無縁であったため困惑もしていますが、病院勤務医という立場から参加させていただく事で、新しい事も見えてくるかもしれないという期待値も含めて、温かい目で見守っていただけたらと思います。
診療所と病院の架け橋になれるように頑張りたいと考えています。

私は昭和60年に山口大学卒業後、血液・代謝内分泌の医局に所属し、長く血液内科の臨床に携わっていました。もともとは千葉県の出身で、両親も高齢になり、関東地方に戻ろうと就職先を探したときに、縁あって牛久に来ることになりましたが、現在の病院でも血液疾患の臨床を中心に診療をしています。

当院は無菌室を2床完備しており、ほとんどの血液疾患の治療に対応可能で、また外来化学療法室10床も数年前に完成し、患者さんが快適な環境で通院治療を受ける事ができる環境も整っています。
ありがたい事に近隣地区の医療機関からたくさんの血液疾患の患者さんをご紹介いただいています。
県南地区の血液診療を担う病院を目指して頑張っています。
また大学時代に救急センターに6年派遣されていた臨床経験をもとに、地域医療の一環として、総合診療科の外来を立ち上げ、初診患者の診療も中心となって行っています。

地域の診療所の先生方との連携をさらに強めて、住民の皆さんが満足できる医療を提供できたらと考えていますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。